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スポーツ外傷の発生メカニズム

2019/5/28更新

こんにちは!院長の松坂です。急に気温が高くなり、熱中症の方も出ているようですね。この時期は身体が暑さに慣れていない為、熱中症になりやすいそうです。皆さんも油断せず、熱中症対策をしましょう。

最近、スポーツ現場でお手伝いをさせていただくことが増えてきまして、普段の業務とは違う刺激を感じております。それと同時にスポーツ外傷やスポーツ障害というものを深く考える機会も増えてきました。そこで、少しだけスポーツ外傷・スポーツ障害について書いていきます。

外傷・障害は身体に加わる外力が、生体組織の力学的ストレス耐性を超えた時に発生します。主に外力とは、圧縮、伸張、曲げ、捻れ、剪断とされています。これらの外力が単独、あるいは複合的に身体に加わり、外傷が発生します。これらの外力に身体が耐えることが出来れば、もしくは動作の中で外力を受け流せるような身体コントロールが出来れば、外傷の予防になります。

そこで重要になってくるのが正しい動作やアライメント、そして身体のメンテナンスです。

間違った動作や負担の掛かる動作をしていると、ある一か所だけに負荷がかかり蓄積され、自身の耐性を超えてしまい外傷・障害に繋がります。また、正しい動作をしていても使い過ぎ(オーバーユース)により疲労が蓄積し、それを放置していると外傷・障害に繋がります。そうならない為の指導を、私達がしていけると理想ですね。

スポーツ外傷・障害を少なくするために、自分の身体に関心を持ち、自分の身体がどういう状態にあるかを把握することも大切です。痛みが出ている人は原因をはっきりさせ、休息することも必要です。そして、選手たちが痛い時に痛いと言える環境も必要だと思います。選手たちが怪我無く、楽しくスポーツを出来るようサポートしていきたいですね☆

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